
福岡で医師専門の転職支援を行う株式会社メディエイトワークスの山崎です。
昨日放送された医療ドラマ「DOCTOR PRICE」をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?私も例に漏れず視聴し、ドラマの展開に引き込まれましたが、職業柄、やはり実務面に目が釘付けになってしまいました(笑)。
特に興味深かったのが、メディエイトマネジメント社が医療機関からの求人依頼に対し、自社データベースの中から求職者を探していくシーンです。ドラマの中では、メディエイトマネジメント社が豊富な求職者データベースを基に転職希望の医師へ電話で求人の案内をする場面があり、まさに私たちの業務の一環を映し出されたようで、思わずクスッとしてしまいました。
一方で、Dr.コネクション社がすぐに求職者へ求人の案内を行っていたシーンは、もしかしたらヘッドハンティングのような手法を取っているのかもしれないと見ていました。それぞれの会社が異なるアプローチで医師の転職を支援している様子が興味深かったですね。
データベースの重要性と「永遠の課題」
私たちメディエイトワークスも、医師専門の転職支援を行う上で、いかに多くの求職者の方にご登録いただくか、そしてその登録数を維持・拡大していくかが永遠の課題の一つだと改めて感じました。ドラマで描かれたように、充実した求職者データベースは、医療機関のニーズに迅速かつ的確に応える上で不可欠です。
質の高い求職者情報を豊富に持つことは、単に選択肢を増やすだけでなく、医師一人ひとりのキャリアプランや希望に合致した、より最適なマッチングを実現するために非常に重要です。医師の専門性や経験、そして働き方に対する多様なニーズに応えるためには、きめ細やかな情報収集と、それを活かせるデータベースの構築が欠かせません。
医療業界特有の転職事情と人間関係
また、ドラマでは医師紹介業を通して父親の死因究明が進むという、非常にドラマチックなストーリーが展開されていました。これは現実には稀なケースですが、私たちの業務においても、医師の転職が単なる職探しに留まらない、人生の大きな転機であると強く感じています。
求職者の方との面談を通じて、キャリアに対する深い悩みや、家族との関係、将来の展望など、多岐にわたるお話を伺うことも少なくありません。そのため、単に求人を紹介するだけでなく、医師一人ひとりの背景に寄り添い、丁寧なカウンセリングを行うことが私たちの役割だと考えています。
ちなみに、ドラマの中で主人公のエージェントが求職者との面談時に足を組んで話をするシーンがありましたが、私は職業柄、「これはどうなんだろう?」と思ってしまいました(笑)。私たちにとって、求職者の方との信頼関係は最も重要です。面談の雰囲気やマナー一つが、その後の関係性に大きく影響することを改めて認識させられました。
求人側と求職者側、どちらに重きを置くべきか?
ドラマを見ながら、常に「求人側と求職者側のどちらに重きを置いて業務を行うべきか?」という問いを考えていました。
医療機関は優秀な医師を求めており、医師は自身のキャリアを最大限に活かせる職場を求めています。どちらか一方に偏るのではなく、双方のニーズを深く理解し、その架け橋となることが私たちの使命だと考えています。
理想的なのは、医療機関が求める人物像と、医師が求める働き方が完全に合致する「Win-Win」のマッチングです。そのためには、医療機関の採用担当者様から詳細な情報をヒアリングし、その病院の文化や雰囲気を理解すること。同時に、医師の皆様からは、スキルや経験だけでなく、将来のビジョンやワークライフバランスに対する希望など、多角的な情報を引き出すことが不可欠です。
メディエイトワークスでは、この両側面からのアプローチを大切にし、医師の皆様がご自身の価値を最大限に発揮できる場所を見つけ、そして医療機関が求める理想的な人材に出会えるよう、これからも尽力してまいります。
今回のドラマは、私たち医師専門の転職支援という仕事の奥深さや、社会的意義について改めて考える良いきっかけとなりました。
医師の転職にご興味をお持ちの方、キャリアについてお悩みの方、ぜひ一度メディエイトワークスにご相談ください。