
明けましておめでとうございます。
福岡で医師の人材紹介を生業としております、株式会社メディエイトワークスの山崎です。
私にとって、2026年は単なる新しい年というだけでなく、会社の将来を左右する「計画と実行の年」と位置づけています。
人材紹介業を取り巻く環境は、テクノロジーの進化や医療機関のニーズの変化により、絶えず動いています。
この激流の中、私たちはどこに向かうべきか、そしてどのようにして「本当に必要とされる存在」になるのか。その答えを探る日々です。
特に注力しているのが、「医師との良質な出会い」をどう創出するかというテーマです。
これは、私のような一人の会社にとって、最重要かつ最も困難な課題でもあります。
1. 💡 弱者の戦略:莫大な広告費をかけずに認知度を上げるには?
当社のような一人の会社が、大手をはじめとする競合と伍していくためには、彼らと同じ土俵で戦っていては勝ち目はありません。
莫大な広告費をかけて医師との接点を創出する…これは、私たちの戦略からは真っ先に除外されます。
では、どうすれば良いか。答えは、私が何度も読み返す「ランチェスター戦略」関連の本の中にあります。
ランチェスター戦略が教えてくれるのは、「弱者は強者の真似をしてはならない」ということです。弱者が強者に勝つための道は、以下の二点に集約されます。
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①一点集中(差別化):ターゲットを絞り込み、地域や専門分野を限定し、その分野では誰にも負けない「局地戦」に持ち込むこと。
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②接近戦:広く浅くではなく、狭い範囲で深く、個別の関係性を築く「一騎打ち」の戦い方を徹底すること。
2. 🎯 山崎個人が実践する!弱者のためのランチェスター戦略
一人の会社である私にとって、ランチェスター戦略はそのまま「山崎個人の行動戦略」となります。大手には真似できない、しかし結果を出せる具体的な戦術を以下に定め、2026年に実行していきます。
戦略A:ターゲットを絞り込む「一点集中」戦略
大手は全ての医師を対象としますが、私たちは逆を行います。
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戦術1:専門分野の絞り込み
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例:「全ての診療科」ではなく、「特定のマイナー科」や「地域医療を支える特定の分野」に特化します。ニッチな領域の求人、転職に関する情報を徹底的に集め、その分野の第一人者としてのポジションを確立します。
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戦術2:転職理由の深掘り
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表面的な条件交渉だけでなく、「キャリアの停滞」「ワークライフバランスの極端な崩壊」など、特定の『深刻な悩み』を持つ医師に焦点を絞ります。その悩みの解決においては、どこにも負けないサポートを提供し、高い満足度と口コミにつなげます。
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戦略B:人間関係を構築する「接近戦」戦略
広告費をかけられない代わりに、時間と労力を個別の関係構築に投じます。
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戦術3:高密度の情報交換
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一度出会った医師に対して、頻度は少なくても極めてパーソナルな情報を提供するアプローチを実践します。例えば、その医師の専門分野の最新論文の紹介や、キャリアプランに合わせた非公開求人の提案など、「自分だけに送られてきた」と感じる価値を提供します。
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戦術4:紹介後の「深耕」
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紹介して終わりではなく、入職後のフォローアップを継続し、「転職後も相談できる唯一のパートナー」という立ち位置を築きます。ここでの高い顧客満足度が、次の医師を紹介してもらうための最も強力な広告となります。
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戦術5:アナログとデジタルの融合
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Webでの情報発信(ブログ、SNS)を通じて、私の専門性と人柄に共感した医師との接点をつくり(デジタル)、その後のコミュニケーションは一対一の丁寧な対話(アナログ)に切り替える。このハイブリッドな「接近戦」で、信頼関係を深く築き上げます。
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2026年は、この戦略を徹底し、「弱者」から「特定の分野における最強者」へと変貌を遂げる一歩を踏み出す年にします。
終わりに
ご縁を探すことは、待っているだけでは始まりません。積極的に一点に集中し、個別の関係性を深く掘り下げていく。
これが、私がランチェスターから得た、2026年を戦い抜くための決意です。
本年も、そして2026年も、株式会社メディエイトワークスをどうぞよろしくお願いいたします。