久しぶりの連絡!!

福岡で医師の転職支援に特化して活動しております、メディエイトワークスの山崎です。

4月入職の先生方のサポートが一段落し、ようやく一息つける季節になりました。
そんな折、私のデスクの電話が鳴りました。ディスプレイに表示されたのは、実に5年ぶりとなる先生のお名前。

受話器を取ると、懐かしい声が聞こえてきました。
「山崎さん、ご無沙汰しています。覚えていますか?実は退職することになり、相談したくて……」

5年前の「ご縁」が、今ふたたび繋がる喜び

実はこの先生、5年前に転職サポートをさせていただいた際は、最終的に他社エージェント経由で別の医療機関への入職を決められた方でした。

私たちコンサルタントにとって、当時は力及ばず「ご縁がなかった」ケースは少なくありません。
しかし、5年という月日を経て、「次の職場探しも頼ろうと思った」と言っていただけたこと。
これほどメディエイターとしての冥利に尽きることはありません。

激変した「福岡市内・近郊」の医師求人マーケット

さっそくお会いして詳しくお話を伺いましたが、先生にまずお伝えしなければならなかったのは、「5年前と今では、福岡の医師求人状況はガラリと変わっている」という厳しい現実です。

今の福岡における医師転職市場には、主に3つの大きな変化があります。

  1. 人気エリアの充足傾向
    以前は年齢を問わず募集していた医療機関も、現在は世代交代の時期に入り、欠員が出ない限り募集がかからないケースが増えています。
    特に福岡市内の好条件求人は、出た瞬間に埋まってしまう「椅子取りゲーム」のような状況です。

  2. スキル以上に「人柄」と「相性」が重視される時代
    単に医師免許や専門医資格を持っているだけでは不十分です。
    現在は、スタッフや患者様とのコミュニケーション能力、つまり「組織に馴染める人柄」が面接で非常に厳しく評価されるようになっています。

  3. 県外からのライバル増加
    九州新幹線や交通網の整備により、他県から福岡市内への通勤圏内が広がりました。
    結果として、福岡の優良求人には広域から応募が集まり、1つの求人を巡る競争率は以前の比ではありません。

戦略的なマッチングと、勝ち抜くための面接設定

先生のご希望を丁寧にヒアリングした上で、私はある医療機関を提案しました。
案の定、そこは他社からも多数の応募が殺到している超人気案件。
5年前の感覚で挑めば、書類選考の段階で見落とされてしまうリスクもありました。

私は先生に、現在の福岡の市場価値と他候補者の動向を正直にお伝えしました。
その上で、今の病院が求めている人物像に合わせ、入念な対策を練って面接に臨んでいただきました。

さて、選考の結果はどうなるか?

面接を終えた先生からは、「業務内容も条件も申し分ないです。ただ、ライバルが多いのも肌で感じました……」と、緊張感の伝わる感想をいただきました。

5年前、私は先生を新しい職場へお繋ぎすることができませんでした。
しかし今、再び巡ってきたこのチャンス。最高の結果を勝ち取れるよう、ここからは「メディエイター(仲介役)」としての私の交渉力が試されます。

この挑戦の結末については、また改めてご報告させていただきます。