
先日ブログにも書いた、ある医師の面接結果が届きました。 結果は、残念ながら不採用。
しかし、「不採用になった後にどう動くか」。これこそが、私の仕事の本番です。
1. 福岡の「世代交代」という現実
今回の求職者は、70代半ばの大ベテランの先生です。
お元気な先生ですが、現在の福岡市内および近郊の医療機関は、今まさに「世代交代」の時期にあります。
若返りを図る病院が多く、ベテラン医師の求人が非常に少なくなっているのが実情です。
私はその現状を率直にお伝えしましたが、なかなかすぐにはご理解いただけませんでした。
「自分はまだこれだけ動けるのに、なぜ求人がないのか」 そのもどかしさ、悔しさは痛いほど伝わってきました。
2. 「県外」という選択肢、そして新たな出会い
そこで私は、エリアを広げ、県外の医療機関をご提案しました。 当初、先生は「単身赴任をしてまで県外へ行くのは……」と強く難色を示されました。
しかし、私は諦めませんでした。
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なぜ今、この病院が先生の経験を必要としているのか。
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具体的な勤務内容や、先生の負担を考慮した体制はどうなっているのか。
何度もじっくりとお話しさせていただき、最終的には先生も「そこまで言うなら、一度会ってみよう」と、バタバタで面接へ向かうことになったのです。
3. 理事長の言葉が、医師の心を動かした
面接の場では、理事長先生から力強いお言葉をいただきました。
「先生が安心して勤務してもらうための環境を整えています」
その一言で、先生の表情が目に見えて和らいだのが分かりました。
自分のキャリアが否定されたわけではなく、必要とされる場所が確実に存在する。
その安心感が、先生の背中を押した瞬間でした。
4. 勝ち取った「好条件」と、これから
医療機関側からも、先生のこれまでの功績を高く評価いただき、非常に良い条件提示をいただくことができました。
福岡市内の枠にこだわっていては、決して出会えなかったご縁です。
このまま最終成約まで、先生の新しい門出をしっかりとサポートしていきたいと考えています。