
福岡で医師の人材紹介を行なっているメディエイトワークス代表の山崎です。
今回は個人的なご報告と、それにまつわる想いを綴りたいと思います。
今年の4月、私の大学時代の恩師が逝去されました。突然の訃報に接し、深い悲しみに暮れましたが、この度、私を含めた有志が幹事として、恩師を偲ぶ会を企画・開催させていただきました。
150名の参加者と、心からの感謝
準備期間は想像以上に多忙を極めましたが、蓋を開けてみれば、各方面から総勢150名もの方々にご参加いただきました。
恩師が生前、どれほど多くの人に慕われ、影響を与えてきたのかを改めて実感し、胸が熱くなりました。
大変な準備でしたが、この会を開催できて、本当に良かったと心から思っています。
緊張の電話から学んだコミュニケーションの基礎
恩師には、大学の吹奏楽団の常任指揮をお願いしており、私は学生指揮として、先生との連絡調整を担っていました。
今のようにLINEなどで気軽に連絡が取れる時代ではありません。当時の主要な連絡手段は電話。先生にお電話する際は、失礼のないよう、電話の時間のタイミングや話し方に細心の注意を払い、毎回、緊張しながら電話をしていました。
この学生時代の「緊張の電話」の経験が、社会人になってからのテレアポや初対面の方への営業の場面で、非常に役立っています。相手への配慮や、簡潔かつ正確に要点を伝える技術は、あの頃に身についたものだと確信しています。
現在の仕事にも活きる恩師の教え
現在の私の仕事、特にベテラン医師の方々との対話においても、スムーズにコミュニケーションが図れているのは、学生時代に恩師とのやり取りで培った「目上の方への接し方」や「相手の立場を理解しようとする姿勢」が活きているからだと感じています。
恩師からは、ただ音楽的な指導を受けただけでなく、一人のリーダーとしての役割、人をまとめ、動かすことの重要性を教えていただいたような気がしています。
恩師が残してくれた教え、そしてこの偲ぶ会を通じて再確認できた人との繋がりの大切さを胸に、これからも精進してまいります。